ブラックは町のはずれを一人歩いている。
塊のようなわだかまりが、胸を重くさせている。
エビレンジャーをやめる――
そのこと自体に迷いはない。
仲間には黙っていたが、ずっと前から決めていたことだ。
だがそれを告げられずにいる。
エビレンジャーにはちょうど一年ほど前に入隊した。
一年間、隊で活動したことになる。
居心地が悪かったわけではない。
隊員は流れ者の自分にも隔意なく接してくれた。
では、なぜ出て行くのか。
夕焼けに染まった川が、数々の思い出を映している。
ブラックの足はエビレンジャー本部へと向かった。

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2010_03_24


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